2018.10.2
土器の話~家をめぐる5つの話~
縄文土器を見たことがありますか?
燃え上がる炎をかたどったような、あの独特の形。
縄文土器には過剰なほどの装飾が施され、
いまにも動き出しそうな生命力に満ちています。
主に、煮炊きものをするために作った土器に、
膨大な時間とエネルギーを使って、
なぜ手の込んだ装飾を施したのでしょう?
たぶんそれは、
大地のエネルギーや火の力を怖れ崇めていた古代人が、
自分たちの大切な食べ物を入れる器に、
その力を頂きたいと思ったからではないでしょうか。
自然への畏敬の念。
自分たちも自然の一部なのだという気持ち。
それは、私たち日本人の精神を形づくる基盤ともいうべきものです。
だからかつて日本の家には、至るところに神様がいました。
かまどの神様・水の神様・座敷の神様を敬い、大切にする気持ちが、
「家をいつもきれいにしておくこと」につながりました。
「そんなことは迷信だ」と言って、
神様や精霊たちを追い出してしまった家は、
果たして豊かでしょうか?
TODAは、決してそうではないと思います。
私たちのへその緒は、
いまも自然と分かちがたく結びついているはず。
それを信じているから、
TODAには炎があかあかと燃える「薪ストーブ」があり、
「奥三河田舎暮らし隊」があり、
みんなが集まるふるさととしての
「TODAの郷 鳳夢登り窯」があるのです。
~大人だって遊びたい!!~
→TODAさん家の遊び方(イベント報告)
→TODAの家の実例を見る