2019.7.20
『下草刈り』に参加させて頂きました
本日、3年前に植林に携わったフジイチさん主催の
山の下草刈に参加させて頂きました。
植林の際に植えた苗の丈は膝上ぐらい。
3年経つと、植えられた苗は2m近くになっているものがほとんどでした。
傾斜地という事もありますが、2m近く育った杉に
覆い被さる程の草が茂っている箇所が何箇所もあります。
そんな光合成を阻害してくる草をやっつけるのが今回の目的です!…
昨年は高温注意報が発令され中止になりました。
今年は曇り空。
ちょっとラッキーかなと思っていましたが、
いざ作業に入ると物凄い湿気の中で汗は出るのですが、
その汗が気化しづらく、汗が体を冷却してくれません。
フジイチさん曰く、
『炎天下の作業も危険ですが、
今日のような曇天時も結構危険なんです!
炎天下だと身構えて水分補給もマメに行うんですが、
曇天時は炎天下と比べて作業もしやすいので
水分補給の間隔が空いてしまい且つ、
汗が気化せず体に熱がこもり熱中症や絶え間なく出る汗で
脱水症状になってしまう事があるんです。』
だそうです。
参加者全員、
何とか熱中症や脱水症状にならず作業は無事終了。
山の中で昼食をとり、
各自で使った鎌の刃を沢の岸辺で研いでイベントは終了しました。
今日下草刈をした山の杉は大体8~9才ぐらいです。
一般的に言われている家の骨組みになる木の年齢は
約60才ぐらいから。
段々と手は掛からなくなってくるとは言え、
あと50年以上のお守りが必要になってきます。
それに見合ったモノが山に還元されているかといったら甚だ疑問で、
いち工務店がとやかく言ってどうにかなることではないですが、
まずは山の現状を知り、山のサイクルを体感し、
感じた事を発信する事かと思っています。
これからも、山のサイクルを感じるイベントに参加し、
発信をしていけたらと思っています。