2019.6.24
やさしさに包まれたら
近年、春と秋がなくなりつつ感じがします。
そんな中、春を感じるため、先月ですが芝桜を茶臼山に見に行きました。
茶臼山についたときは半袖では肌寒かったです。
山の上の方の駐車場にとめたので、緑の景色を一枚。
うん。すばらしい緑と、すばらしい高低差。
リフト乗り場まで、駆け降りました。
芝桜の場所までは、リフトで登って行きました。
自分は高い所が苦手なため、リフトにしがみついていましが、隣に座っている二歳の娘は始めてのリフトで大はしゃぎ。余計に揺れる。揺れる。
帰りは乗るものか。歩いて帰ろうと心に誓いました。
山頂の芝桜は5分咲きと言ったところでしょうか。
ピンク色、白色の絨毯。どこからでもコンクールに応募できそうな写真がとれそうでした。
帰りは自分がリフトに乗りたくないため、歩いて帰ろうとするとリフトで帰りたいと娘がぐずり、泣き叫び始めました。
リフトに絶対に乗らない。恐怖の13分耐えれるか・・・
でも、娘は乗りたいと、涙を浮かべ、身体をエビぞりまでして、訴えてきます。
人生の天秤です。娘をとるか、自分をとるか・・・
葛藤していると後ろから来た年配のご夫婦が、私たち歩いて降りるからリフトの券あげるよ。と、リフトの券を譲って頂きました。娘にとっては、ありがたい切符、私にとっては恐怖の切符。
娘は泣きやみ上機嫌で、奥様とリフトに乗り込み、私はひきつった顔のままリフトに乗って下って行きました。
以外にも、行とは違いリフトが怖くなく13分間アッと言うまでした。
リフトを降りると、奥様に行きとは違い、笑ってたよ。おかしくなった?と言われましたが、きっと、やさしさが身に染みて表情を変えてくれたのだと思いました。
リフト券を譲っていただいた、ご夫婦に感謝です。