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GWの南アルプス 北沢峠から仙丈ヶ岳へ | 戸田工務店
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GWの南アルプス  北沢峠から仙丈ヶ岳へ

今年のGWを挟んでの春先のお天気はめまぐるしく 変わる天気でした。

これも異状気象と言えるのか自然のスパンでは普通なのか

雪やヒョウが降ったり 気温が上下動して 体調管理も大変でした。

さてGWの雨が上がったタイミングで 比較的 近く感じる 伊那から初めての南アルプスに出掛けてきました。

   

GW中はバスが半分までしか開通してないのを承知で出掛けたので 往復林道を3時間半歩くことに

登山のスタート地点までテントを背負っての往復で 日頃の運動不足がたたります。

   

初めての南アルプスは 北アルプス 中央アルプス 八ヶ岳とはまた一味違った 景色で

山が深いのを感じます。。

   

登山口の北沢峠に到着 この北沢峠から南にずっと下った先の南アルプスの南端側に 弊社で木材を調達している 遠州の森があるかと思うと

日本は広いような狭いような 感慨深く。。

朝六時からのバスに揺られ その後2時間の林道を歩いた先のまさに本当の南アルプスの天然水がかけ流しになっている場所に到着

   

テント場に雪の上にテントを張り 初日の長い一日は睡眠に費やしました。。

正面と背後に 仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳が見えています。

 

昼間はともかく夜の寒さに耐えながら眠り 夜明けの朝の4時には仕度して仙丈ヶ岳に登って行きます。

   

GW中はまだ残雪の中 アイゼンの刃を効かせながら森林限界とその先の尾根道を目指します。

お天気はピーカンで 日本2位の北岳の向こうに日本一の富士山が並んで見えています。。

   

GW中には自然現象で環水平アークと言われる水平の虹が見えてる 自然現象が 場所と時間を特定して起きたそうで。。

残念ながら その現象は自分は経験出来ませんでしたが また何処かでお目にかかれたらと。。

身軽な状態で 早朝からスタートしたものの前日の林道歩きも結構きいているのか

急登の雪の斜面が行けども行けども まだまだ先は長く

天気が良いので富士山はずっと見えてますので

贅沢は言えないのですが曇りの日に現れる 雷鳥には終始お目に掛かれませんでした。残念。。

 

尾根まで何とかたどりつき ほぼ尾根道歩きのみを残しているのですが

時計を見て 帰りのテントを背負っての林道歩きとバスの時間が気になり

頂上往復を断念 寒いテント泊をもう一泊して帰るのもいやかなと弱気になって

頂上だけ眺めて帰ることに。。

最終バスの1本早いバスに乗れるように歩き始めたもののこんなに重たかったのかと

思えるほど 背中のザックが重く感じる帰り道。。

 

帰りの道すがらの同行の人たちと話しながらの道行きで予定より案外早く 中間バス停に到着

一泊二日の山行きで有りますが 戻ってくるとホッとして 帰りのバスに乗るだけの道行きになると

行きの何でこんな所に来てしまったのかと一瞬思うのですが 帰りにはお天気が良ければ良いほど

また 行きたくなるのは 難しい現場をやり終えた後の次も頑張るぞの心境なのかなと。。一人納得。。

仕事の終わりには無いですが 大体 登山から戻って来た所にある 地元の温泉に浸かると。。

やっぱり来て良かったなと納得し 次はどこに行こうか?と思う今日この頃です。。

 

追伸 新城の奥三河 宇連ダム 大島ダムは 給水制限が行われ 豊川の水位は随分下がっています。

宇連ダムについてはダムに沈んだ 昔の村の姿が現れて来ている様子。。

皆さん 水を張る 田植えの時期の今日この頃。。

上水使用の節約に気を付けましょう!!