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植林 2019.03.30 | 戸田工務店
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植林 2019.03.30

戸田工務店の建てる家の木材(構造材から下地材等)の7~8割以上は天竜の材料になります。
そんなご縁で、今年もフジイチさんのご協力のもと、天竜の山へ植林に出掛けました。
薄曇りの中でしたが、山の入り口にて苗の植え方の説明を軽く受けます。

一同山の中へ入り、実際の苗を使ってレクチャーを受けます。

写真で見るより、現地は斜度を感じます。

レクチャーを受けてから、谷底に落ちないようにTODAのスタッフも植林開始。
今回、大工二人と事務方三人で山に入ったのですが、事務方は普段使わない筋肉を駆使し足がプルプル。
若手大工二人は平気な顔しながら苗をどんどん植えていました。

ぱっと見解りにくいかもしれませんが、杉の苗が斜面に植わりました!
植えた杉の苗、分かりますか?
一応、仕事の成果として、報告しておきます。

最後に参加者全員で記念撮影。
急峻地だった為、植えた本数は少なかったかもしれませんが、事故・怪我無く無事終えることが出来ました。

実は、9年前に天竜での植林の帰りに苗を頂き、向山ギャルリに杉と桧を植えました。
現在の杉(写真右)・桧(写真左中央)の姿です。
杉に関しては、地盤と相性が良かったのか、ここ数年で庭の中で一番の高木になりました。
遠州から持ち帰った杉・桧は、ここ三河の地ですくすくと成長しています。

庭を良く見てみると、実生の杉も芽を出していました。
これにはちょっとビックリしました。

林業は、曾お爺さん・お爺さん世代が植えた苗を、お父さん世代が育て、その子や孫世代が使うというような、長い時間が必要な業になります。
どこかの世代で途切れてしまうと、次の世代に繋がらず、また1からやり直し、若しくはそこで終わりです。
微の微の微なのかもしれませんが、工務店としてこれからも天竜や三河の木材を使い、山のサイクルに足を運び発信することが、私が山にできる恩返しの一つかと思っています。
出来る事を、出来る範囲で、継続的に。
次は7月の下草刈りです。
サイクルの中でもっともハードな作業ですが、スタッフと共に参加します!
今年はどうなるか?
【昨年は高温注意報が出そうだという事で、参加者の安全を考慮し、急遽中止になりました】

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