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心の琴線に触れるとは | 戸田工務店
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心の琴線に触れるとは

 

お客様のお話をお伺いしていると、皆さまそれぞれに多種多様の心ときめく要素があるなぁと感じます。

人生のどのタイミングの体験が、懐かしさを呼び起こすのかは皆それぞれかと思いますが、私は母方の実家、倉敷での体験が色濃く残っていると感じています。

先日古民家で桧の商品を中心に扱っているお店に入った時、そこから出たくない衝動にかられました。

倉敷の家の匂いそのまんまだったからです。古い家、漆喰の壁、桧の香り、そのまんま。

床からしんしんと冷えてくる感じとか、古い建具の建付が悪くきゅるきゅるいいながら開く感じとか、すりガラス窓と丁番型クレセントの感じとか、ちょっと湿気でかび臭い感じなんかも、いろいろなことが思い返されてぐっときました。

TODAが古民家に携わっているのは、こんな想い、皆さまが個々に抱いている郷愁を大事にしたいと考えているから。

新しい木のお家も、いつかは古民家となって、次の世代の子供たちの心の琴線に触れるものとなってもらえたらと思うのです。