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無人古民家の管理 | 戸田工務店
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無人古民家の管理

 奈良に住む叔母が施設に入居しました。住んでいた居宅は築70年以上、私が一番距離的に近いこともあり管理することとなりました。

 人の住まない家は荒れます。カビ臭くなったり、小動物が巣食ったり、雑草は生い茂り、雨漏りが始まり、老朽化した配管は水漏れを起こします。(これら全ての要件をこの家は満たしています)

 父親の育った家でもあり大事に管理していきたいのですが、正直その難しさを痛感しています。

 四半期ごとに庭の草刈りと風通しには行くのですが、その都度大量の雑草と格闘してへとへとになります。

 ドクダミ・・・こいつのしぶとさは何なんでしょうね。除草剤も栄養にしているのでしょうか。

 残存物が山のようにある。接道要件にも問題がある。隣地との境も怪しい。解体作業車のアプローチも難しい。思いっきり埋蔵文化財の上に建っている。う~ん。壊したり処分したりするにも難題がいっぱいです。

 その家への想いと現実の問題点、それを解決するための費用の問題。

 TODAで扱う古民家物件にもそれぞれの問題点があって、その最善の解決方法をご提案の中でお客様と共に見つけ出していくことも大事な仕事の一つとなっています。

 さぁ今回は、自分の物件を自分自身で最善の答えを見出して、行動していかなければなりません。

 楽しまないとね。