2022.3.20
卒業式
今朝はウグイスの鳴き声を聞きました。
桜の開花が待ち遠しい春。
卒業、入学シーズンですね。
卒業式で思い出すことがあります。
長女の小学校卒業式では、生徒が一人づつ名前を呼ばれ、
壇上で卒業証書を校長先生より授与され、
階段を降り、その証書を持ち、
会場の後方にある台まで列席者の前を歩いて進み
後方の台で待つ 『親』 に証書を渡し、自分の椅子に戻るという流れでした。
『多分ママの性格だと、写真をギリギリまで撮ろうとして、台の前に行くのが遅れると思う。
私の2人前の○○君が立ったら、受け取る台に移動してね。
しかも私から親の待つ台の位置が変更するから、くれぐれも間違えないようにね。』
卒業式前日くらいに長女から言われた言葉ですね。
小学6年生に性格を完全に読まれ、
やらかすであろう目前の失敗を予測され(しかも当たっていると思う)、
それを見越しての対処策を簡潔に指示される母 = 私。
感服いたしました。
当日は壇上で証書を受け取る瞬間を写真で撮りたかったなあ、と後ろ髪を引かれつつ、
言われたとおりにミッションをクリアしたのでした。
もう10年程前の事ですが、卒業式よりもその言葉が忘れられません。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。