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巣立ちの季節 | 戸田工務店
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巣立ちの季節

春、巣立ちの季節です。

娘がこの春保育園を卒園し
小学生になります。

2年生になる息子が0歳のときから
7年間通った保育園もついにお別れ。

寂しさもひとしおです。

 
まだ歩けない、意思の疎通もままならない
子どもたちとの生活を
「大変、大変」と思っていても、

あっという間に大きくなった今は
「寂しい、寂しい」と思っているのだから
母親もゲンキンなものですね。

 
子育ての先輩に
「今は大変でも、あっという間に手が離れて寂しくなるよー」とか
「今の悩みと大きくなってからの悩みはまた違うからねー」
と言われても
その時は、いまいちピンとこなかったのですが

正に、今その時になって
「こういうことか!」と実感中。

 
まだまだ、これからどんどん「難しく」なるのでしょうが
子育てのステージ1つが変わったな、と感じています。

 
我が子とはいえ
自分とは全く別の個体。

自分の思い通りにはならないし
なってもらっても困ります。

2人それぞれ、別々の人生を
自らの足で歩む力をつけていく時間。

ついつい先読みをして
あれこれ口を出したくなってしまうし

「こうなってくれたらいいな」「これができたらいいな」
なんて期待もしてしまうけれど

それは子どもたちが自ら気づき
必要と思わなければ身につかない。

 
私たちの時代とも、きっとまた異なる未来。

常識も、必要な力も
「今の大人」が用意する道なんて、たかが知れている。

 
彼らが一歩一歩、等身大の歩幅で歩む道を
親は用意するでも整備するでもなく

ただ、寄り添い同じ方向を見て、
時に人生の先輩としてアドバイスしながら
励ましていくしかないのでしょう。

 
自分とは異なる人生を
もう少しの間伴走できることは
楽しみでもあります。

 
とは言え、個性の異なる2人と
それぞれ伴走するのは結構ハード。

絶賛、子育てられ中です。