2020.7.21
薪について
TODAでは薪ストーブを入れられたお客様が180軒を超え、皆それぞれにストーブライフを楽しんでおられます。
これから使い始めようというお客様が一番心配されるのが薪の調達と煙の問題。今回は薪についてお話させていただきます。
TODAではオーナー様に向け、『薪ストーブを愛する会』という愛好会を作り、薪の調達やチェーンソーの使い方、オーナー様同士の横のつながりが持てるような機会を月に一度開催しております。
「自身で薪を調達する先がない。」「使い方に不安がある。」「一人でどう活用していっていいかわからない。」というお客様には心強い会かと思います。(ストーブ゙屋さんや工機屋さん、ストーブハードオーナー様が支えてくれているので、初めて使う方にも安心して使っていただけています。)
薪は皆でTODAの土場にある原木を玉切りにし、斧で割り、労力分ご自身で積んで持って帰っていただいております。焚き付け(火をおこすのに使う)端材はその際に作ってお持ちいただくこともありますし、向山のストックヤードにも備蓄していて、会員の方に使っていただけるようにしてあります。
さて、私も薪ストーブオーナーです。ただし、「お前はストーブオーナーを語る資格はない!」と言われております。なぜなら・・・
私は8年間、薪を使っておりません。端材(桧杉の建築切れ端)だけをストーブ燃料として利用しているからです。春夏秋とシーズンオフは現場の廃棄コンテナを漁り、そのストックで冬をなんとか乗り越えております。
薪が嫌いなわけではありません。ただ家の中に入れられないのです。というのは・・・
薪は割ってから一年半は乾燥させて使います。(湿った薪はストーブを傷めてしまいます。乾燥したものを使うのが絶対条件です。)乾燥している間、居心地がいいのかかなりの頻度で樹皮の部分にゴキブリが住み付きます。これが、大のゴキブリ嫌い奥さんの『薪を家の中に入れるな』という理由です。そうだから端材だけでシーズンを乗り切っているのです。
でも薪に関係なくゴキブリは出るんですけどね。