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戸田工務店 | ミラノの友人
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ミラノの友人

コロナ問題のさなか

ミラノの友人から電話。

 

先回の連絡からしばらく連絡が途絶え

一ヶ月ほど経った昨日

やっと彼の声を聞く事ができました。

 

日本の患者数、死亡数と比較にならないイタリア。

彼もミラノの郊外の自宅から一歩も出られず、

食料品も宅配に頼り、

奥方と二人で部屋にこもった状態が続いている。

それが今のイタリアの現状のようです。

 

奥方の高齢の母親が体調を崩し、

コロンブスの生誕地の港町

ジェノバに住んでいるのですが、

都市封鎖で面会ができず

福祉ボランティアの方にかろうじて

面倒を見て頂いているが

万が一の時には葬儀にも立ち会えない

状況だとのこと。

 

今まで異国で大変な場面に数多く直面してきたが、

今回のような命に関わることは

イタリアに住んで初めてだとのこと。

 

 

今まで異国での彼の存在と生き様が私の目標であり、

日々の生活の支えであり励ましでありました。

 

行き詰まり苦しい時、常に彼の歩んできた

異国での人生の苦労を思い、

『この恵まれた日本で 出来ない事は何もない』と

若い頃、常に自分自身に言い聞かせてきました。

 

2歳年上の同級生。

私には兄がいませんから、

兄貴のように頼り慕ってきた

かけがえのない友人と

日本とイタリアの両国で

目に見えない共通の強敵(新型コロナウイルス)と

この年齢で共に戦おうとは

夢にも思いませんでした。

 

 

共にここまで生き延び、

勝ち残ってきた強い戦士同士、

決してこの強敵に負けないよう

打ち勝つ誓いをたて

互いに健康で次に逢える日を楽しみに

電話を切りました。