2019.12.28
よいお年を
今年一年、皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。来年も宜しくお願い申し上げます。
さて、私の家のすぐ裏で、ハウスメーカーさんが11月から家を建て始めました。毎日同業者目線でその一挙手一投足を興味深く観察してきました。先日お引越しが終わったようです。
実際、我々の工事中もご近所様から色々なお叱りを受ける事がございます。音の問題、埃の問題、作業時間の問題、作業者マナーの問題・・・
「お互い様だから・・・」というお言葉に甘えてしまうことも多い中、それでも実際自分が工事現場近所の住人の立場になってみると、「う~ん、それはおかしいんでない?」と思う事が多々ありました。それでも業者さんになかなか指摘は出来ない(色々な背景が推察できちゃうからというのもあるのだけれど・・・)。「お互い様だから」には、色々な含まれた思いがある事を知るのであります。
どんな事があったかというと・・・
・建て方直後の数日間、朝の6時半から釘打ち機と電ノコを使う音が聞こえてきた。
・自宅前の路上に土建業者が路駐し、家から出て来ても挨拶がなく助手席で携帯をいじっていた。
・夜の9時頃まで明かりをつけて作業している。
・外構業者か水道業者が、大きな音楽をシャカシャカならしながら作業している。
建築業界的には「あるある」な事ではありますが、実際に自分の家のそばでされると・・・工期が厳しいんだろうな。停めるとこないからしょうがないよね。音楽にのりながら作業したいよね・・・とは決して思えな~い。うるせえなぁ。感じ悪いなぁ。となってしまいますね。
10月の解体・基礎に始まり12月に完成という恐ろしく速いスピードで進んだ現場。短い期間で色々な事を教えてくれました。この体験を自分の仕事にしっかり活かしていきたいと思います。