2019.10.14
10月期古民家鑑定士講習・試験・例会
毎月一回、名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)にて古民家鑑定士講習・試験を行なっています。
古民家鑑定士とは、一般財団法人職業技能振興会により、古民家の評価をすることを目的に創設された資格で、築50年以上の日本の住宅で使われていた伝統的な構法(伝統構法)並びに在来工法を理解し、そこに使用される伝統的な資材に精通し、古民家で培われた日本の気候風土に合った持続可能な住環境を次世代に継承していく為の知識と経験を兼ね備えなければいけません。
その為には、解体された古民家などの建物から産出される木材や瓦、その他の資材を建築分野において再活用するための専門的な知識を身につけ、持続可能な建築物の調査、再活用の提案を行う事を業とし、未来の子ども達に残すべき日本の住文化を守り、活かし、伝えていく事です。
それをユーザーに解りやすく伝える為に、古民家を調査し、古民家鑑定書を発行する業務を担います。
※古民家鑑定士資格は3年ごとに更新が必要です。資格証更新講習を受講することで資格証の更新ができます。
講習・試験が終わった後、全国古民家再生協会 愛知第一支部の10月期例会を行い、本部からの伝達事項と会員同士で共有すべき事項を話し合い、会員それぞれの地域の古民家に関わる情報を整理します。
未来の子ども達に残すべき日本の住文化である古民家を守り、活かし、伝えていくためにそれぞれが何をすべきかを毎回真剣に話し合います。