2019.9.28
勝又の「やってみた」①
これ、何だかわかりますか??
そうです。
見るからに納豆ですね(笑)
先日「納豆づくり」ワークショップなるものに参加してきました。
味噌にしても、お餅にしても
最近ではすっかり「買うもの」になってしまいましたが
昔は、各家庭で当たり前に作られていましたよね。
「つくる」ということが実生活から遠くなればなるほど
そこにかけられた時間や想いを忘れがちになり
ありがたみも薄れてしまうので
出来るだけ、つくられる行程を知っている自分でありたいなぁ
と思う今日この頃です。
そんな訳で
割と珍しい「納豆づくり」のワークショップに参加してみたのですが…
納豆ってどうやってできているかご存知でしたか?
何となく
発酵食品だし
納豆菌、って聞くし
大豆を発酵させて~…
というのは想像が出来たので
「納豆菌パウダー」(ドライイーストのイメージ)のようなものが存在し
それを茹で大豆にふりかける…
的なイメージをしていたのですが
なんと!
茹でて柔らかくなった大豆の中に
稲わら(沸騰したお湯の中で他の菌を死滅させるという下処理されたもの)を
ただ挿すか、乗せておくだけ。
それも4~5本。
(写真の大豆の上に乗っているのがそれです)
そして、40~50℃の環境で24時間放置するだけ。
この40~50℃の環境で放置というのも
難しいかな?と思いきや
80℃程度のお湯をペットボトル2本に入れ
お豆の容器を挟んで、発泡スチロールに入れておくだけ。
12時間後くらいに一度お湯を交換した方が良いですが
特別な機械も必要ありません。
確かにね…
納豆と言えば「わら納豆」のイメージ、ちゃんとありますよ。。。
でも、まさか…
ここに納豆菌が生息していたなんて!!!
そして、ワークショップの講師さんに聞いた豆知識によると(納豆だけに…)
納豆菌はとても強く
宇宙に行っても生きているとか。
熱湯で煮沸しても生きているとか!
だから、納豆をつくる前に煮沸して他の菌を殺菌しても
納豆菌は生きているんですって!!!!
納豆菌にそこはかとないファンタジーを感じました(笑)
それを聞いて以来
納豆が可愛くて仕方ない。
やっぱり、「過程を知る」って
大事だし、面白いなぁと感じたリケジョの勝又でした。