05 10月 木の話~家をめぐる5つの話~
ある日あるところで、子供に言われました。 「おじちゃん、家の中に木を植えてよ」 TODAは答えました。 「木を植えなくても、ここは木がいっぱいのお家じゃないか」 すると、子供が言いました。 「何言ってるのおじちゃん、これは木じゃない!」 大人の「木」と子供の「木」。 大人にとっては角材に加工したものも「木」ですが、 その子にとっては、 「木」の形をしていないものは「木」ではなかったのです。 子供に教えられ、TODAでは新社屋の入口に「木」を立てました。 発想というものは、ひな鳥が卵の殻を破るように、 自分で、自分を包む殻を破るところから生まれます。 ある福祉施設では、寝たきりの少女の部屋にロフトをつけました。 自分で上がれないからロフトは不要なのではなく、 私もロフト付のお部屋を持っているんだ、という気持ちが 明るい心、前向きな心につながると考えたからです。 あるお寿司屋さんでは、 カウンターにきらきら光るモザイクを貼り付けました。 白木の清浄さを損なうことなく、 そこにはなやぎをプラスし、 わくわくしながら食べることを楽しんでほしかったからです。 思いがけないアイデアが閃いたとき、 そんなバカなことを、と思わずにやってみる それがTODA流。 人がいきいきと、 自由に生きていくための発想ができる人間を、 “職人” とTODAでは呼びます。 「職人夢工房TODA」。 その名には、 自分たちには“夢見る力” と“形にする力” の両方があるという、 自負と決意が込められているのです。 ~家をめぐる5つの話~ →くじらの話 →恐竜の話 →土器の話 ~大人だって遊びたい!!~ →TODAさん家の遊び方(イベント報告) TODAの家の実例を見る⇒ ...