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todatoda | 戸田工務店 - Part 14
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我が家が完成してこの連休でちょうど1年が経ちました。 外壁にはほとんど木を使いましたので、長くきれいに保つために初めての塗装をしました。 とりあえず今回は面積が狭く1階部分だけに使用した明るい色を塗る事にしました。 面積が少ないとは言え、塗装前の洗浄から始め、周りが汚れないように養生してから塗装を始めたこともあり、結構な時間が掛かりました。なんだかんだで結局二人で朝から作業して終わったのは夕方になってしまいました。 (下の3枚が塗装前。塗装した部分はだいぶ色が濃くなりました) (塗装後) もし余裕があれば黒色の部分も塗りたいと思っていましたが、今回は全くそんな余裕は無かったので、また次回時間のある時に挑戦します。 それなりに大変ではありましたが、こういう作業も嫌いでは無いのと、やはり自分で手を入れる事で家への愛着がさらに増すと思います。何でもそうですが、愛着を持って手を入れていくことで長持ちするので、これからも少しずつ手を入れていこうと思います。...

TODAで改装中の築85年の古民家。 一度、敷地内の空いている部分に構造体ごと移動させ 基礎部分を改修しておりましたが 昨日、曳き家で元の位置に戻す工事が行われました。   その時の様子を 中日新聞(県内版)と東愛知新聞に掲載して頂きました。 手間を掛けて、ご先祖様を感じながら想いをつなぐ。 そんな仕事に携わることができたことに感謝です。 まだまだ、工事は始まったばかりなので、 安全第一で工事を進め、想いをつなげていきます。 中日新聞誌内のQRコードを読み取って頂くと、当日の動画も見ることができます。 宜しければご覧下さい。 こちら(中日新聞 誌面連動動画ページ) からもご覧頂けます。 ...

お家に居続けたゴールデンウィーク。外に出られないってこんなに辛いことなのかと改めて実感しました。 『家の片づけでもしよう』と今までなかなか出来なかった、季節分け出来ていない洋服、溢れた本、絵本や雑誌、アルバム、漫画等々の整理に着手しました。 建ててから9年間、一度も掃除したことのなかったトイレの換気扇を掃除しました。 引っ越ししてから、一度もタンスから出していなかった思い出たっぷりの服も処分しました。 「この『うましんぼ』って読んでもいい?」 「うん。『美味(おい)しんぼ』だけどね。100巻以上あるけどね。」娘は毎日読み耽っています。 「このおもちゃで遊んでもいい?」「うん。シルバニアファミリー。女の子が遊ぶものだけどね。」息子はかわいい動物とウルトラマンを戦わせて楽しんでいます。 「庭のイチジクの根を何とかして」 「薪棚を何とかして」 「変な本子供に見せないで」 「少しはそばにいて勉強見てやって」 「寝っ転がってばっかいないで」 う~ん。このどこにも出歩けないゴールデンウィーク、正直辛かった。 仕事が始まりほっとしています。 (今日は古民家を曳家で移動した現場で、元の位置に建物を戻す工事が行われます。また何らかの形でご報告致します。)...

TODAで使う木材の多くは、日本三大美林の一つである静岡県浜松市天竜区からやって来ます。 線引きからいうと愛知県産ではないのですが、奥三河と天竜は山が繋がっており、 県産材と言うと嘘になってしまいますが、地元材という表現であれば嘘ではないと思っています。 フジイチさんのご協力のもと、植林・下草刈り・伐採と山のサイクルに立ち会わせて頂き始め、 もうすぐ10年が経とうとしています。 http://www.fujiichi.co.jp/ 多くの家を建てる方と山に足を運び、山主さんや山で働く人達の生の声を聞き、実際に体を動かしてきました。 山のサイクルを大雑把に言うと、 『 祖父が植え、その子が育て、祖父から見ると孫や曾孫が使う 』 このサイクルが一旦途切れてしまうと、もとのサイクルに戻すのに必要以上に多くの時間を要します。 そうならない為にも、微力かもしれませんが生業としてこれからも地元の木を使い、 山のサイクルを体感してくれる人を一人でも多く山へお連れし、 このようなことを発信し続ける事だとTODAは考えます。 まずは『 知る 』こと。 そして考え、山と木の付加価値が認知できれば、自ずと木は使われていくのではないかと思います。 ...

TODA薪ストーブを愛する会会員各位 皆様、いつもと違うGW、どのように過ごされましたか? 大人もお子様も相当なストレスが溜まりつつありますが、 何とか乗り切っていきたいと思っています。 このようなご時勢ですので、 5月の活動も残念ではありますが中止させて頂きます。 6月の開催に関しても不透明ではありますが、 追ってご連絡させて頂きます。 ご理解の程、宜しくお願い致します。 TODA薪ストーブを愛する会 代表 戸田 桂一郎 TODA薪ストーブを愛する会活動【Facebook】 ...

このニュアンスが海外でも『 MOTTAINAI 』として、 世界の共通認識になりつつありますが、 本家の日本では何だか薄れつつあります。 良いモノを長く使うことで、モノへの愛着が湧き、 モノを大事に扱う心が育つのだとTODAは考えます。 昔は沢山あった、親から子へ引き継がれていくモノ。 お家もその中のひとつだったのではないでしょうか? お家以外に、何か思い浮かぶモノはありますか? 中々思い浮かぶものが無いと言う事は、 『 今は時代が違うから! 』だけでは片付けられないようにも思います。 モノを創る道具にも同じ事が言えるのではないでしょうか。 先人の職人さん達は、道具は体の一部であり、 道具には使う人の魂が宿ると言うのを聞いたことがあります。 そんな魂の宿った道具が必要とされるのが、 古民家の仕事のように思います。 勿論、電動工具も使いながらですが。 過去の大量生産・大量消費の世界では上記の話しは成立しませんが、 日本人のDNAの中に眠っているであろうもったいない精神が再び芽生え始めれば建築は勿論、 建築以外の場面でも世界が変わっていくように感じています。 ...

コロナ問題のさなか ミラノの友人から電話。   先回の連絡からしばらく連絡が途絶え 一ヶ月ほど経った昨日 やっと彼の声を聞く事ができました。   日本の患者数、死亡数と比較にならないイタリア。 彼もミラノの郊外の自宅から一歩も出られず、 食料品も宅配に頼り、 奥方と二人で部屋にこもった状態が続いている。 それが今のイタリアの現状のようです。   奥方の高齢の母親が体調を崩し、 コロンブスの生誕地の港町 ジェノバに住んでいるのですが、 都市封鎖で面会ができず 福祉ボランティアの方にかろうじて 面倒を見て頂いているが 万が一の時には葬儀にも立ち会えない 状況だとのこと。   今まで異国で大変な場面に数多く直面してきたが、 今回のような命に関わることは イタリアに住んで初めてだとのこと。     今まで異国での彼の存在と生き様が私の目標であり、 日々の生活の支えであり励ましでありました。   行き詰まり苦しい時、常に彼の歩んできた 異国での人生の苦労を思い、 『この恵まれた日本で 出来ない事は何もない』と 若い頃、常に自分自身に言い聞かせてきました。   2歳年上の同級生。 私には兄がいませんから、 兄貴のように頼り慕ってきた かけがえのない友人と 日本とイタリアの両国で 目に見えない共通の強敵(新型コロナウイルス)と この年齢で共に戦おうとは 夢にも思いませんでした。     共にここまで生き延び、 勝ち残ってきた強い戦士同士、 決してこの強敵に負けないよう 打ち勝つ誓いをたて 互いに健康で次に逢える日を楽しみに 電話を切りました。...

4月の休日に、スタッフ4人でタケノコ堀りに行ってきました。 場所はスタッフ前田家の隣地の竹やぶ。 毎年タケノコは頂いて食べるだけだったので、初挑戦です。 まずは、ちょこんと出ているタケノコの頭を見つけます。 それが草むらに上手にかくれていて、なかなか見つけれない(私だけ(^^;) 「あっ!あった~!ここにも!!」な~んて見つけていくスタッフをよそに、1人でウロウロ・・・ やっと見つけて、傷つけないように掘り起こしていくのですが、これまたなかなか難しいんです。 すぐにギブアップ(笑) 見事な手さばきで、ザクザク収穫していくスタッフ伴に手伝ってもらい、2本は収穫できたかな?? 最後にはこのとおり!!わ~い!わ~い!(^^)! 沢山生えていた三つ葉も収穫。 帰ってすぐに茹でて、次の日にはタケノコの煮物・タケノコのお味噌汁・タケノコご飯 にしてお~いしく頂きました。 ごちそうさまでした<m(__)m>  ...

先祖代々住み継いできたお家。 しっかりと調査(雨漏れ、蟻害、劣化状況等)を行い、 手を入れないといけない箇所を適切に補修し、 間取りを大きく変えず、 最新の機器と大工さんの知識と経験、知恵を融合させながら工事を行う事で、 現在の基準からする耐震とは言えないかもしれませんが、 この令和の時代まで現存していると言う既成事実からも、 古民家であっても地震と共に生きることができる可能性を持つ建物のような気がしています。 そもそも現行法の建物と伝統工法の建物を同じテーブルの上で議論できないと言う事があります。 それ以上にTODAも深いところまですべて解っているかと言えばそうではありませんが、 建築業界に携わる人の多くが伝統工法のことを良く分かっていないのが現状です。 建築科のある大学でも伝統工法を殆ど教えない、教えることができないのは、 その地方地方で大工さんの独自ルールみたいなものがあったり、 材料である無垢の木の持つ特性が学問にし難いところに通ずるように思います。 それ以外にも過去の時代背景等が複雑に絡み合い、 今に至っているのは致し方無いのかとも思います。 しかし、放っておくと日本の住文化である古民家は無くなってしまいます。 小さな工務店のすることなので、焼け石に水かもしれませんが、 一軒でも多くの古民家が次世代に住み継がれていけるようにこれから、 もっともっと勉強し、見聞を広め、試行錯誤しながら前へ進んで参ります。 ...

近江商人の教え「三方よし」。 それは、売り手よし、買い手よし の商売の基本に加え「世間よし」 売り手と買い手の満足はもちろんのこと その商売が世間(社会)にとっても 良いことであること。 普段の生活で、どれだけの買い物が 「三方よし」であるかを考えたことありますか? TODAの家には 「木の家が好き」「自然素材が好き」 という単なる趣味嗜好を越えて 地元の木を使うことで輸送に係るCO₂を減らし 地元の木の出口をつくることで山の価値を守り、山を守り 職人の手仕事を守ることで 機械化、合理化の波に吹き消されそうな 職人魂の灯を守りたい。 そんな願いが込められています。 そして、三方に加えてもうひとつ「未来よし」。 今、この瞬間の世間にとって良いだけでなく それが持続可能な未来の社会につながるように。 未来の子どもたちのために 「四方よし」の家づくりを目指しています。 ...

最近、お家の中で火を見ることが少なくなってきました。 一昔前までは身近にあった『 火 』。 さすがに薪を燃やして煮炊きやお風呂を沸かした事は無いにしろ、コンロの熱源がIHではなくガスが多かったり、お仏壇のろうそくやお線香、タバコを吸う家族が居たらマッチやライター等。 今の子供たちにマッチやライターを渡した時、まず見たことが無い、火の着け方が分からないというの目の当たりにし、衝撃を受けました。 生活を豊かにしてくれる『 火 』と、 すべてを灰にしてしまう『 火 』。 この両極の性質を持つ『 火 』と先人達は上手に付合ってきました。 そんな『 火のDNA 』を繋いでいくものとして、薪ストーブをTODAは提案しています。 機種にもよりますが、パンを焼いたり、マシュマロ焼いたり、天板で珈琲を淹れるお湯を沸かしたり、炉内で焼き芋を焼いたりと色々な楽しみ方ができます。 薪ストーブの炎を眺めていると時間が経つのを忘れ、見入ってしまいます。 冬場が主体になりますが暖をとったり料理をつくる上で良きパートナーとしての機能は勿論、大人や子供にとっても精神衛生上、良いものだとTODAは考えます。 心配の種となる燃料の薪も、TODA薪ストーブを愛する会という組織を会社で立上げ5年。 薪ストーブオーナーさん達と薪づくりを毎月行いながら情報交換等しています。 薪ストーブは家電の暖房器のように設置して終わる単純なものではないとTODAは考えています。 本物の火を扱うので100%の安全・安心は無く、手間が掛かり、面倒な事も沢山あります。 こんな手の掛かる子供のような存在を受入れ、不便さを楽しめるような方は、TODAでも精一杯サポートして参りますので、薪ストーブに興味がある方は是非ご相談下さい。 ...