elementcircle
ほしい森はどこにある? | 戸田工務店
26698
post-template-default,single,single-post,postid-26698,single-format-standard,ajax_fade,page_not_loaded,,qode-title-hidden,qode-child-theme-ver-1.1.0,qode-theme-ver-1.0.0,qode-theme-todakomuten child,wpb-js-composer js-comp-ver-5.5.2,vc_responsive


ほしい森はどこにある?

先日行われました
講習会『ほしい森はどこにあるか?』(詳しくはこちら

コロナ対策で換気万全な中
TODAの新城本社でまずは座学から。

・森林の現状と課題
・その解決策の一端を担うGPSの活用について
・GPSの具体的な使い方
などを学びました。

区割りされた森林図や公図から推測し
GPSリンクのアプリ地図上で概ねの位置をプロット。

そのデータをGPS機器に移殖。

GPS機器を持って、現地に向かいました。

森林図とGPSの画面を見比べながら

この辺か?

いや、もっとこっちかな?

そんなことを言い合いながら
草木をかき分け険しい山を登ると…

「あった!ここが境界だ!」
図面で推測した位置と、現地はほぼ一致。

参加者さんも口々に
「すごいね!」「面白い!」と笑顔。

再び山を下り

記念撮影。
古民家や空き家を扱うようになり知った
田舎に行くほど、必ずついてくる「山」問題。

古民家と一緒に山も手放したい。

でも、実は
所有者さんですら「どこにあるか分からない」なんてことも
少なくありません。

更に、昔は「山を手放すことは、子どもを養子に出すようなもん」
と言われていた価値観も

近年では「管理しきれないから、もらって欲しい」に変化。

中には代が変わっても登記がされず
所有権者を追えないものも多くあります。

一方で、山は大切な水源であり国土でもあります。
受け取ってもらえるなら誰でも良い訳ではありません。

まずは、所在地を明確にし
場所場所に合った活用法を見出すことで
再び山を価値のあるものにしたい。
大切な国土を守りたい。

そんな第一歩として活用できる
GPSの使い方を学びました。

さて、これを活かして
どう山に付加価値を付けていくのか?

挑戦はまだまだ続きます。

今回の講習会の様子を
東愛知新聞さんと東日新聞さんが
記事にしてくださいました。
こちらも併せてご覧ください!