2020.10.4
古民家の床下調査
本日は岡崎のとある古民家の調査に行ってまいりました。
古民家の状態を知るには、普段生活しているなかでは見えない部分を調査する必要があります。
床下空間はそのひとつですが、床下は暗くて狭いので調査の難しい箇所でもあります。
古民家の大敵である水による腐りや、白アリによる食害…これらの多くは床下から発生します。
「床下を制するものが古民家を制する」と言ったら大げさですが、それくらい古民家にとって重要な場所です。
そこで活躍するのが、床下調査ロボット「モーグル」です。
ライトとカメラと搭載し、小さなキャタピラーで走る優れものです。
床下診断士が部屋の中でコントローラーを操作すると、
モーグルは自在に走りながらライトで床下を照らし、部屋のPC画面に床下の様子を映しだします。
手薄になりがちな床下調査も、モーグルのおかげで詳細にできるようになりました。
古き良き家を現代の技術を用いて調査し、活用していきます。