2020.4.28
もったいない
このニュアンスが海外でも『 MOTTAINAI 』として、
世界の共通認識になりつつありますが、
本家の日本では何だか薄れつつあります。
良いモノを長く使うことで、モノへの愛着が湧き、
モノを大事に扱う心が育つのだとTODAは考えます。
昔は沢山あった、親から子へ引き継がれていくモノ。
お家もその中のひとつだったのではないでしょうか?
お家以外に、何か思い浮かぶモノはありますか?
中々思い浮かぶものが無いと言う事は、
『 今は時代が違うから! 』だけでは片付けられないようにも思います。
モノを創る道具にも同じ事が言えるのではないでしょうか。
先人の職人さん達は、道具は体の一部であり、
道具には使う人の魂が宿ると言うのを聞いたことがあります。
そんな魂の宿った道具が必要とされるのが、
古民家の仕事のように思います。
勿論、電動工具も使いながらですが。
過去の大量生産・大量消費の世界では上記の話しは成立しませんが、
日本人のDNAの中に眠っているであろうもったいない精神が再び芽生え始めれば建築は勿論、
建築以外の場面でも世界が変わっていくように感じています。