2020.2.24
キッチンのレシピ
とあるお宅のキッチン周りです。
格子の奥はキッチンスペースになっています。
ご家庭の事情により、格子を付けさせて頂きました。
この格子、引き戸になっており右へ開きます。鍵もついており、キッチン、リビング側から両方から開けることができます。
開けるとこんな感じ。
キッチンへの入り口にも扉があります。
キッチンへ入って欲しくない、つまみ食いを防ぎたい、キッチンからリビングを見渡したい、妻(夫)の料理姿を見惚れていたい、といろいろな希望をかなえられる形になっています。
カウンターは一枚板。
一枚板と聞くとなぜか、憧れてしまう。カウンターが一枚板であることにより、空間が引き締まる。
『我、ココニアリ!!!』
そんな、一枚板をお客様がご自分で購入された一枚板を、カウンターに使用させて頂きました。
しかも、今回の樹種は、家具などで好まれる、”Black walnut”
購入時の写真(左の板がカウンターになりました)
えー、ウォルナット自体が日本語でいう”クルミ”です。直訳すると、黒いクルミ。
私たちが聞いたことがあるような木の名前でも、シダー(杉)、パイン(松)、オーク(楢)など場面によってはかっこよく呼ばれたりしています。
カタカナで呼ばれた方が、イメージが植物ではなく、整形された材料のイメージになるからかもしれません。
一枚板は大工さんの技術が高くなければ、施工が出来ません。
なんせ、一発勝負。同じ商品はありませんから。しかも、今回はお客様の支給品。
大工さんも相当緊張したと思われますが、ばっちりカウンターになっています。
さすがです。
カウンターはキッチン内がリビングから床に座った時に見えないぐらいの高さにしてあります。そのため高いです。椅子に座った時の足置き作りました。イメージはバーカウンターです。
一枚板の説明に熱が入りすぎましたが、キッチンの形どうですか。