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令和の大工棟梁検定 in浜松 | 戸田工務店
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令和の大工棟梁検定 in浜松

9月14日(土)
静岡県浜松市にある、浜松職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ浜松)にて、全国古民家再生協会による第四回令和の大工棟梁検定が行われました。


浜松を皮切りに、全国18ヶ所(予定)にて同じ志を持つ全国古民家再生協会の仲間の手により随時開催されていきます。
検定の内容としては、午前中に座学として、伝統構法の特徴や歴史、木材の継手や仕口などについてテキストで2時間の学習を行い、マークシートによる試験を実施します。


午後からは、出題される課題の加工を電動工具を使わずに行います。
採点方法は令和の大工棟梁検定実施委員会が認定した大工棟梁が規定の採点項目において採点します。

~ 大工仕事の価値と魅力を伝える為に ~

検定名に『大工』だけではなく『棟梁』が付加されているのは、大工技術【腕】は勿論、家づくりや住生活に関わる知識や知恵【頭】、先人を敬い後進を育て、他人の痛みを自分事にできるハート【心】を持つ、そんな心技体が整った仙人のような人は中々居ませんが、目指すのはそんな棟梁です。
こんな棟梁、尊敬されない訳がありません。
今の効率を求める仕事ばかりしていては、こんな棟梁は育たない気がしてなりません、と言いながら効率はとても大事な事でもあるのですが・・・。
古き良き日本の住文化が次世代へと受け継がれていく為にも、こんな棟梁が居なければ始りません。
『育て繋げる』、とても難しい課題ですが、全国の同じ志を持つ仲間達の知恵や力を借りながら、実現に向けて邁進していきます。