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薪の樹種と特徴 | 戸田工務店
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薪の樹種と特徴

今年の春はいつになく寒さが4月中旬頃まで残り、

昨年より約1週間程薪ストーブに火を入れることとなりました。

こんな時は建築端材がとても使い易く、

部屋の温度を見ながら調整が効くので本当に有難い一品です。

 

我が家で使っている薪は、杉・ヒノキ・クス・モチノキ・ケヤキ

エノキ・カシ・ムク・マキ・カキ・ミカン・ウメ・サクラ

タイサンボク・マツ・シイ・コナラ・ツバキなど多種多様な樹種です。

 

これだけ沢山の木材ですが、どの樹種が最も薪に良いのか?

杉やヒノキなどは少し太く割って使えば

火力もありとても使い易いように感じています。

我が家では10~12cmくらいの太さにしています。

 

一方、エノキやカキは太くても7cmくらいの太さにしないと、

どうも火力が弱く、

薪ストーブの湿度が上がらないように感じています。

 

コナラですが、何故人気があるのか?

チェンソーで伐採もしやすく、また斧で割りやすく、

しかもよく燃えるといったところでしょうか。

 

僕が一番薪として使っているのは、

ムクとクスで、薪としては優れていると思っていますが、

何故かあまり人気がないようです。

それは、斧で割り難いからではないかと思います。

事実、直径400cmを越えれば斧で割ることは

大変労力を要し、途中で投げ出したくなるような感じです。

僕はチェンソーに斧目を入れて、

クサビとハンマー斧で割っています。

実は薪割機を使わず薪づくりをしたいといった、

変な感情のせいです。はっきり言ってアホです。

 

薪ストーブライフを始めた当初から、

少しずつ薪づくりで工夫したポイントがいくつかあります。

 

一つは、玉切りの長さです。

当初、42~45cmくらいあったものが

現在は37~40cmと約5cm短くしたこと。

もう一つは、割り難い部分(木の分岐したところ等)は、

無理せず10cmくらいの長さに短くカットし、

斧でサイコロ状に割り、

南京袋に入れて車庫で乾燥させ、使用することです。

南京袋は本当に重宝するアイテムでおすすめです。

とても丈夫で見た目も素朴なところが好みです。

 

薪については以上です。