2019.5.14
薪の樹種と特徴
今年の春はいつになく寒さが4月中旬頃まで残り、
昨年より約1週間程薪ストーブに火を入れることとなりました。
こんな時は建築端材がとても使い易く、
部屋の温度を見ながら調整が効くので本当に有難い一品です。
我が家で使っている薪は、杉・ヒノキ・クス・モチノキ・ケヤキ
エノキ・カシ・ムク・マキ・カキ・ミカン・ウメ・サクラ
タイサンボク・マツ・シイ・コナラ・ツバキなど多種多様な樹種です。
これだけ沢山の木材ですが、どの樹種が最も薪に良いのか?
杉やヒノキなどは少し太く割って使えば
火力もありとても使い易いように感じています。
我が家では10~12cmくらいの太さにしています。
一方、エノキやカキは太くても7cmくらいの太さにしないと、
どうも火力が弱く、
薪ストーブの湿度が上がらないように感じています。
コナラですが、何故人気があるのか?
チェンソーで伐採もしやすく、また斧で割りやすく、
しかもよく燃えるといったところでしょうか。
僕が一番薪として使っているのは、
ムクとクスで、薪としては優れていると思っていますが、
何故かあまり人気がないようです。
それは、斧で割り難いからではないかと思います。
事実、直径400cmを越えれば斧で割ることは
大変労力を要し、途中で投げ出したくなるような感じです。
僕はチェンソーに斧目を入れて、
クサビとハンマー斧で割っています。
実は薪割機を使わず薪づくりをしたいといった、
変な感情のせいです。はっきり言ってアホです。
薪ストーブライフを始めた当初から、
少しずつ薪づくりで工夫したポイントがいくつかあります。
一つは、玉切りの長さです。
当初、42~45cmくらいあったものが
現在は37~40cmと約5cm短くしたこと。
もう一つは、割り難い部分(木の分岐したところ等)は、
無理せず10cmくらいの長さに短くカットし、
斧でサイコロ状に割り、
南京袋に入れて車庫で乾燥させ、使用することです。
南京袋は本当に重宝するアイテムでおすすめです。
とても丈夫で見た目も素朴なところが好みです。
薪については以上です。