elementcircle
親子の鳥の話~家をめぐる5つの話~ | 戸田工務店
19206
post-template-default,single,single-post,postid-19206,single-format-standard,ajax_fade,page_not_loaded,,qode-title-hidden,qode-child-theme-ver-1.1.0,qode-theme-ver-1.0.0,qode-theme-todakomuten child,wpb-js-composer js-comp-ver-5.5.2,vc_responsive


親子の鳥の話~家をめぐる5つの話~

TODAの新城本社には2羽の白い鳥(親子鳥)がいます。

この鳥たちは友人の造形作家、関谷明男さんが造ってくれたもの。

2羽はこれまで新城と豊橋、

2つの事務所に分かれて棲んでいましたが、

本社の移築が完工してからは、仲よく一緒に暮らしています。

 

この親子鳥はTODAのシンボルとして、

親子をつなぐ愛情や、

世代を超えて受け継がれていく思いを表現しています。

それと同時に、この鳥たちと訪れる人…

つまり、「想像の世界と人間界とをつなぎたい」

という祈りも、込められているのです。

 

かつて、

大空を自由に飛びまわる鳥に憧れた人類は、

それを想像に終わらせず、

飛行機を発明して夢を実現しました。

それは、ある天才が独り成し遂げたことではなく、

たくさんの人間の夢見る力が集まって、

発明者と言われる人間の背中を、ぐいっと押したようなもの。

そこまで脈々とつながれてきた、

名もなき達人の思いがなければ、

天才もまた生まれることはできなかったでしょう。

 

親から子へ、子から孫へと紡がれていく縦のつながり。

そして、同時代を生きる人々が、

一つの夢にむかって協力しあう横のつながり。

つながりの中で人は生かされ、

さらに未来の誰かに思いをつなぎます。

TODAもまた、その偉大な流れの中で、

しっかりと思いを受け継ぎ、渡したい。

私たちがいなくなっても、建物を見れば思いがわかる。

そんな建築を目指す私たちを、

親子の鳥はじっと見守ってくれているのです。

 

 

~家をめぐる5つの話~
→くじらの話
→恐竜の話
→土器の話
→木の話
~大人だって遊びたい!!~
→TODAさん家の遊び方(イベント報告)
TODAの家の実例を見る⇒