8月23日、24日2日間に渡り
関東の大学で建築を学ぶ学生を中心に構成された
「建築学生サークル♭」
https://www.facebook.com/flat2011b/


と東海エリアの2大学の建築学生28名が参加し
体験型ワークショップを開催しました。

・社長宅のリノベーション現場の見学


にはじまり
・TODA本社の見学


・TODAの建築理念のお話


をした後

TODAの作業場に移動し

実際の現場で基本的な道具の扱い方や、
継手の構造について実物を見ながら学び

継手を加工するための
「墨付け」


実際にノミやノコギリを使用した
「刻み」


刻んだ継手を組み合わせる
「組み上げ」


を経験しました。

建築を学問として学ぶ学生たちも
伝統技術である
「継手」や「仕口」は教科書で見る程度で
実際に加工したことはなく

その複雑さと加工の大変さに悪戦苦闘。

汗だくになり
手にはマメをつくり
手足ガクガクになりながら
何とか全員完成。

墨付スタートしてから
継手が完成するまでに
4~5時間かかるグループも。

改めて
大工さんの技術と体力を
心から実感する場となりました。

ワークショップ前と後で
「大工さん」を見る目が
明らかに変わったのではないでしょうか?

これはLIXILさんが主催する
「W×APJ (わプロジェクト)」という
学生と工務店さんを繋ぐプロジェクトの一貫で企画・実施され

「家撮り部」さん
https://www.facebook.com/iedoribu/
も2日間同行し、
付きっきりで撮影をして下さいました。

更に
新聞社さんが4社
ケーブルテレビさんが1社
取材にも来てくださり
この取り組みの注目度の高さが伺えます。

それにしても…

大学1年生~3年生で構成された
建築学生サークル♭は
自主的に様々な活動を行ったり
全国各地に建築や被災地を見て回ったりと

その意識の高さに頭が下がるばかり。

「時間のある学生のうちに出来る経験をしたい」と
意欲的に様々なことに取り組むばかりか

建築観から人生観まで
色んなことに
真剣に向き合っている様子が伝わってくる。

こんな子たちが
これから社会に出て
いずれ建築界を背負っていくのだと思うと
頼もしい限り。

いずれ同じ業界で働いていくことが
今から楽しみです。

そんな若い彼らの
人生の
何らかの糧となれたのなら
我々も幸せです。

またどこかで会いましょう!