

古い民家を訪れたことがありますか。そこに足を踏み入れた時に、家が生き抜いてきた長い時間を感じませんか。そして、その時間の中で、家が身につけた品格のようなものも・・。
古民家を支えている梁は、多くの場合、曲がり、うねっています。かつての大工達は、その曲がり、うねった木を組み合わせて、強い構造強度を持つように仕上げました。そう、彼らは『木を組む』という言葉を使っていました。
組み合わされた木は、もともと持っていた性格を矯正されることはありませんでした。いえ、むしろその性格を発揮することで、他の木と補い合い、力を合わせて家を守ってきました。だからこそ、古民家の古材は誇り高く、強いのです。

いま、古材の約90%が利用されることなく捨てられています。まだまだ使えるにもかかわらず、です。
TODAでは、古い家を解体した際に出た古材を、新築やリフォームの現場で使ってみました。するとどうでしょう、家全体に、精気のようなものが加わったように感じたのです。まっすぐな材木が使われた空間の中に、ごつごつとした木肌の古材やうねうねと曲がった古材を入れることで、家が動き始めたのです。
"こんなに面白いものを使わない手はない"
全部を古材にすれば、古民家再生になってしまいますが、新しい家の一部に使うことで、十分空間は面白くなり、今までにない魅力を発散します。イタリアンテイストのモダンな家具や、メタリックな照明器具などとも違和感なく調和するだけの実力を、古材は持っているのです。百聞は一見に如かず。古材を使った家づくりの面白さを、ぜひTODAの豊富な実例の中で味わってみてください。



TODAでは有効な資源である古材を無駄にせず、環境保全や町並み保存にも貢献していくという観点から、『社団法人愛知県古民家再生協会』を立ち上げました。解体されていく古民家の古材のストックヤードもつくり、質のよい古材をできる限り再利用していくことをめざしています。古民家にお住まいの方で、再生か解体かでお悩みの方は、ぜひご一報下さい。あなたのご先祖様の歴史が刻まれた家の材を、敬意をもって扱い、さらに活かす方法をご一緒に考えることをお約束いたします。
インターンシップシップ事業
豊橋技術科学大学のインターンシップ事業の受け入れ機関として
TODAが実施している研修の様子を紹介していきます