あいにく、二日間冷たい雨に打たれ、足元の悪い中にも関わらず多くの古民家、古材ファンの方が遥か遠方からもわざわざ足を運んで下さり、今私共が正に今取り組もうとしているテーマであるこの古材、古民家リフォームに明るい兆しを垣間見る事が今回の見学会で出来た事をスタッフ一同嬉しく思っています。
築60年近い時を経て、見事に蘇えったこの古民家。
使える物は極力使いきり、古さと新しさの共存をテーマに掲げての挑戦が見事に成功しました。
また、私たち大和人に脈々と無意識に気が遠くなる時間を使い伝えられたであろう、この平和的な農耕民族の遺伝子のDNAを正に現代の今この時間に潜在意識から蘇えらせてもらい、またこの歴史的な運命の中で生き残り私達と出逢った幸運なこの古材達に心よりここに敬意を評します。
このT様宅脇玄関に古格子戸、土間に薪ストーブと古障子戸と部屋の間仕切りに古襖戸、天井に今まで天井裏に隠れて陽の目を見る事が無かった地松の丸太を主役にインテリアの一部の化粧材として丁重に扱い、天窓を設けてリビングに十分な採光を確保。
ハイテクなシステムキッチンの後ろに、これまた古障子戸のミスマッチが古さと新しさの共存関係を今以上に饗宴してくれました。
今後とも今以上に古さ新しさだけでなくハイテクとローテクのバランスを保ちながらデザインを中心にお洒落な少し差別化されたリッチな世界に古材を手段に挑戦して行きたいと思っております。 