
二十数年前、今は亡き関谷氏と共に湯谷温泉の『旅荘 みつい』さんを全面リフォームしました。と同時に、当時二人ともたいへんご主人にお世話になりました。
当時のご主人も今は亡き人になり、関谷氏を含め寂しい限りであります。
まだ関谷氏が存命中、この厳しい旅館経営のなか、お世話になった亡きご主人の恩に今こそ報いる時と二人で相談し『古民家 陶芸の宿 旅荘 みつい』の提案をし、二人で具体的に動き始めると同時に関谷氏が他界してしまい、その計画が一年余り中断しておりました。
最近その事が気にかかり、NPO法人奥三河田舎暮らし隊の一環のひとつとして支援に乗り出すことにいたしました。
先ず手始めに、私と竹川で皆集庵に関谷氏が残した陶芸作品を一時的に展示することに致しました。
また旅館内の今の調度品を出来るだけ撤去し、途中より稲吉氏と代休中のスタッフ原田の手も借りて、取り敢えず館内を陶芸作品で飾り付けました。
ほんの少しの模様替えで館内の雰囲気が一変致します。経費を使わずに陶芸という個性を正面に出し、お客様を絞り込み差別化を図る。
そして徐々に陶芸を宿の中にうまく取り入れ、いずれは登り窯との一体化を図り、陶芸客に愛される宿を目指す。
仲間と共に協力し目的を達成する事が、いま関谷氏への供養のひとつと最近強く感じるところであります。