28日付の朝日新聞生活欄に載っていた、高校受験の子供を持つ母親からの投書文を、遥か遠い昔の我が身に重ね合わせながら、懐かしく読ませて頂きました。
大工職人を目指しての中学生活が、途中から一変し高校進学に変更。
自分自身の意思表示が上手くできず、知識経験不足から何が自身の人生かよく分からず、先ずは両親恩師の意見を優先した、まだ少年の心が大部分の十五縲恫Z歳の少年の頃の出来事。
人の人生を花に例えるならば、やはり私の人生も“遅咲きの花”そのものかと最近つくづく思います。
人生は、ゴールに間に合うように見事な花を咲かせれば、遅くても十分です。
あせらずに夢とロマンをお腹一杯に吸い込んで、お互いに楽しい人生を歩きましょう。
掲載記事より
「遅咲きの花を待つ」 神奈川県 看護師 Nさん(46歳)
金曜日、中3の次男が学校から帰るなり、「うぜえ」と言ったきり、布団にくるまってしまった。部屋のドアを中から何かで押さえつけ、声をかけても何の反応もない。
息子の篭城が始まった。いつもはゲームの音や笑い声がもれてくる部屋の壁に耳をつけても、全く何の音も聞こえてこない。3日後は公立高校の願書を出しに行く日である。
息子は勉強が好きなほうではない。「勉強しなさい」は馬の耳に念仏。たまに勉強を見てやると、いつも必ず親子げんかで終わって後味を悪くする。
息子の籠城は2晩を超えた。お腹をすかせていないのか、ストーブの灯油はつきていないか、願書は出しに行くのか、生きているのだろうかとさえも思った。もう二度と勉強しなさいとは言わないから、出てきてほしかった。
7年前の今ごろ、私は必死に数字と格闘していた。40歳の春に再び学生となり、初めて学ぶことの楽しさを知った3年間。20歳で社会に出てから曲折の人生だったが、今やっと天職にめぐりあった。
日曜の晴れた朝、何もなかったように、息子は部屋から出てきて大量の朝ご飯を食べ、友達と約束があるからと家を出ていった。
息子よ、いつか遅咲きの花が咲くのを気長に待っているからね。
愛知県(豊橋市、豊川市、新城市)、静岡県で木の注文住宅を建てる工務店、愛知県の戸田工務店