先日朝早めに自宅を出て、磐田市の古民家の解体現場に足を運びました。
遥々遠方より私共にこの古民家を助けるべき依頼をしていただいたお施主様に感謝しながら、何時も現場に向かいます。
また、天竜川を渡る時に何時も思うのですが、同じ距離でも豊橋から西に向かう時より、東に向かい県境越えの時に異質な空気の違いを感じるのは私だけなのかと思いながら、混み合うこの天竜川越えをするたびに思います。
このように暇つぶしのようなたわいも無い事を考えているうちに、なかなか行く事の出来ない個人的には楽しく気になるこの古民家解体現場に到着いたします。


雨が多く、なかなか工事が思うように進まない現場ですが、久し振りに見る現場は移築予定の釜屋部分の屋根瓦と下地が取り払われ、築100年程を経た見事な地松の丸太の素材の曲線美がさらけ出されておりました。
この“蛇の舞”の様な地松の古材の素材美、こんな貴重な古材を黙って闇に葬り去る事が出来ましょうか。
いつか何処かで必ず、この私がこの古材達にもう一度命と魂を宿らせ蘇らす事を約束して、この解体現場を後にいたしました。 

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