何百年も変わらない人々の生活がある、それがチベットでした。
外国人が泊まるホテル以外、建物という建物はなく、人々は貧しく、車が来ると集まってくる、そんな様子で、タイムスリップしたような感じでしたね。
子どもにもそういう体験をさせたいと思って、大人でも大変な場所に、息子を連れて行ったわけですが、高山病になってしまって、大変な思いをさせてしまいました。とにかく、いろんなシーンが強烈でしたね。
チベットの山には木がないということも興味深かったことの一つで、そんな風土の中で、燃料として、大切にされているのが牛などの家畜のフンでした。とても乾いている土地ですから、壁にフンをつけておくとすぐに乾燥し、それがストーブの燃料になります。そのためどの家にもベタベタとフンが貼ってあり、家の中には乾燥したものが積まれていました。
そんなチベットの暮らしに、自然に逆らうことなく生きていく人間の原点を見、家づくりは常に気候・風土を基本に考えなければならないということを実感しました。
泥がチベットの地場のものであれば、この地域では、鳳来の杉が地場のものかと、痛烈に感じる旅でした。
愛知県(豊橋市、豊川市、新城市)、静岡県で木の注文住宅を建てる工務店、愛知県の戸田工務店