 |
鳳夢窯 窯焚き 1 |
|
 |
 |
しばらく足を運べていなかった登り窯に今日は朝から常駐です。 スタッフの中には夜中から朝方にかけて火の番をして、それから豊橋事務所に出社するというツワモノも居ました。 若くないのでそのようなことはできませんでしたが、本日は彼らの頑張りに負けないように作業をしてきました。 私が駆けつけた頃はそれぞれの時間帯にある温度の壁にぶち当たっていました。 頑張って焚いても数度づつしか上がっていきません。 焚き始める前に予め予定していた温度の折れ線グラフの下を実際の温度グラフは長い時間走り続けている状態が続き、作業している方達の顔に焦りが見え出した昼過ぎ、指導も兼ねて御手伝いを依頼していた、 『稲吉陶磁研究所』の稲吉さんが駆けつけ、試行錯誤の末、「木蓋」という焚き方にスタイルを変えた頃から温度はグングン上昇。19時頃には予定していた温度まで到達し、皆で胸を撫で下ろしました。
窯に薪を投入する作業も何度 かしましたが、良い経験をしました。 釜の中は1000℃近いので経験したことの無いような熱さ、突き刺さる痛みのようにも感じました。 眉毛やまつ毛が焦げるのではないかと思うぐらいの熱線です。 窯口に一番近づく皮手袋は投入し終わる頃にはプスプスと燻っている事さえありました。 投入の際、1000℃近い窯の奥のほうで時折見える作品は白く輝いており、えもいえぬ美しさでした。 写真に収めようとしましたが、輝きが強すぎて皆さんに見て頂くことができないのが残念です。
結局、22時半頃まで御手伝いをし、まだ朝まで作業をされる方達に労いの御言葉を掛けさせて頂き、後ろ髪を引かれる思いで家路につきました。 さすがに疲労はありましたが、心地良い疲れでした。 焼き上がりが本当に楽しみです。 |
|